Time is up

途中を終わらせたいんだ。

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

次も、その次も、その次もまだ目的地じゃない

eiga.com 不覚にも、「若いっていいな」と思ってしまった。 僕はこの映画を二回観た。一回目は一人で。二回目は好きな女の子と。一人で映画館に行くことが趣味のひとつになっているものの、同じ映画を映画館で二回も観ることは滅多にない。ただ、女の子と出…

他人に映る理想自己と、現実自己と

「自分に同情するのは下劣な人間のやることだ」 村上春樹の小説『ノルウェイの森』に、こんな台詞がある。僕は初めて『ノルウェイの森』を読んだときから、この台詞がずっと脳裏に焼き付いていて、折に触れて思い出している。自分で自分に同情してしまいそう…

いつも決まってこの時間帯に目が覚める。起きるには早いが、もう熟睡もしていられない時間帯。カーテンから差し込む薄暗い朝日をまだ眠い眼で微かに捉え、一日の始まりを感じ取る。なんだ、今日は雨か。地面を叩きつける雨音を聴いてホッとする。僕は雨が好…

少年法と格闘する(2)

前回(少年法と格闘する(1) - Time is up)の続きです。 ・少年法は少年に対する制裁を「軽く」している事実は確かにあるが、それは「軽く」することが「必要」だと考えられたからにすぎないのであって、「少年だから軽くする」という単純な構図では決してない…